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2015年NPT再検討会議の成功に向けて埼玉の生協キックオフ集会を開催しました

 7月4日(金)午後2時より、浦和コミュニティーセンター 9階 第15集会室に生協役職員・組合員など66名が参加して「埼玉の生協 キックオフ集会」を開催しました。

 NPT(核不拡散条約)再検討会議は、核兵器保有国が増えるのを防止する目的で1970年3月に発効した核不拡散条約(NPT/締結国は現在190ヶ国)の運用状況を検討するため、1995年から5年ごとに開催されています。次の再検討会議が被爆・終戦から70年の来年2015年、ニューヨークで開催されます。

 これまで埼玉の生協は、平和市民5団体(*)を軸にした多くの団体とのネットワークをつくり、県内原爆死没者慰霊式や戦争展の開催など、核兵器廃絶の実現をめざし、取り組みをすすめてきました。来年の節目の年を前にしたいま、被爆された方々の悲願である核兵器廃絶への歩みを進める必要があること、来年のNPT再検討会議で、核兵器廃絶へ具体的な進展が得られることを目指し、会議の成功に向けて「2015NPT再検討会議成功に向けた埼玉の生協・キックオフ集会」を開催したものです。

 キックオフ集会は、埼玉県生協連の滝澤玲子常務理事の開会挨拶ではじまり、元日本生協連会長の竹本成コさん(兵庫県ユニセフ協会会長)、埼玉県原爆被害者協議会会長の田中煕巳さん(日本被団協事務局長)よりそれぞれお話しいただきました。

竹本成コさん
田中煕巳さん

 竹本さんは、「最後のトマト」〜今、ヒロシマを私自身のことばで〜と題して、1945年8月6日、中学二年生で広島市内の建物疎開作業に向かう途中で被爆された体験を切々とお話しされました。

 竹本さんのお話しに続いて、田中さんも「被爆者の実相と再検討会議準備会合から見えてきたこと」と題して、8月9日の長崎で被爆されたご自身の体験から、戦後、平和運動に携わってこられた歩みを振り返られながら、来年の再検討会議に向けての世界の現状と、被爆国として核の廃絶を求める立場と、一方で「核の傘による抑止力」を重視する矛盾を抱えている日本の現状に触れ、「核兵器のない世界」を目指して一人ひとりの奮起と、核兵器廃絶の活動への生協の協力を訴えました。

 集会は最後に、「会員生協と埼玉県生協連の今後の取り組み」として、埼玉県生協連岩岡宏保会長理事が2015年NPT再検討会議に向けた埼玉の生協の取り組みについて提案し、これから来年に向けた行動を確認して閉会しました。

 尚、会場では参加者から感想とともに、「平和への願い」を寄せていただきました。お預かりした「願い」は、7月27日(日)に浦和区の別所沼公園で行われる埼玉県原爆被害者慰霊式に届けます。

 埼玉県生協連は、会員生協とともに、平和市民5団体を軸にした多くの団体とのネットワークを構築し、2015年NPT再検討会議成功に向けて平和の取り組みを広げていきます。

*平和市民5団体について

 正式には「平和市民5団体懇談会」と呼びます。
 埼玉県原爆被害者協議会、埼玉県地域婦人会連合会、原水爆禁止埼玉県協議会、埼玉県平和運動センター、埼玉県生活協同組合連合会の5団体は、平和で安心してくらせる社会をめざした協同活動をおこなっています。