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福祉学習会「これからの社会保障を考える」
〜これからの社会保障と市民の役割〜

【日   時】
3月2日(金)10:00〜12:00
【場   所】
市民会館うらわ706会議室
【出席者】
11人

■主催者あいさつ(埼玉県生協連副会長理事)

 介護保険制度の原点となった1989年の介護対策検討会報告は、「どこでも、いつでも、的確で質の良い、24時間安心できるサービスを気軽に受けることが出来る体制を目指すべきである」と書いてありますが、今こそ原点を見失わないようにしなければなりません。この研修会が有意義なものとなりますことを願います。

■講演要旨
 (講師:特定非営利活動法人さいたまNPOセンターより)

1.社会保障について
 人がだれでもなる可能性ある事態(病気、障害、死、失業・・・・)に対し、そうした事態になるかも知れないということを個人の責任に帰するのでなく、皆で備えることが基本的な考え方です。
2.日本の社会保険制度
 ひとつは社会福祉と言われる考え方、例えば老人福祉法、児童福祉法等のように、何らかのかたちで困っている人に対して福祉という考え方、制度があります。もうひとつ、社会保険という考え方があります。社会保険制度を大きく分けると、医療保険、年金、労働保険(労災保険、雇用保険)、介護保険の全部で5つ。いま国会でいちばん問題になっているのが年金の部分。この5つの社会保険は、また細かい仕組みがあります。国民皆保険として1961年から50年間、実にうまく仕組みが続いてきました。ところが愈々ここに来て、このまま行ったら破綻するのではないか、考え直さないということがこの10年位で叫ばれ、出て来たのが「一体改革」の問題です。
3.医療・年金について
 いま、保険の方からの医療費負担が増えています。扶養家族の保険料がどんどん高くなっています。自分が貰う年金は、若い人たちの働いている年金であり、今後払えないことが目に見えています。一人暮らしで長く暮らす人たちが増えている。生活を支えていく額ではありません。この設計、想定したモデルそのものが合わなくなっています。
4.社会福祉から地域福祉へ
 この10〜20年、これまでと全然違う問題(引きこもり、貧困、DV等々)、いろいろな社会問題が次々と起きて来て、もう対応出来なくなっています。本当に困っている人たちを支えるのは地域にいる市民であり、その人たちをたくさんつくろうというのが地域福祉の考え方です。これまでは、いざという時に遇った時のために制度がありましたが、これからは、先ず市民の側が困った人たちを助ける、それにプラス社会制度があるという考え方に。先ず、お互いに支え合う仕組みをつくること。生協は最早、社会的存在になっている。生協という大きな力を活かして、公共的なことに生かしていくかが問われている。その担い手になっていく、担い手の市民を生み出す生協になっていくことを期待します。