第55回埼玉県消費者大会プレ学習会報告 わたしたちのくらしと憲法のかかわりを学習しました

第55回埼玉県消費者大会実行委員会

 7月12日(金)10時30分より、市民会館うらわ7階集会室にて、弁護士の伊藤真さんに、「一人ひとりが大切にされる社会を 〜わたしたちのくらしと憲法〜」と題して、憲法についてお話しいただき、消費者大会実行委員会団体などから95人が参加しました。

 今年の第55回埼玉県消費者大会は、県内25の消費者団体が4月から実行委員会を開催し、10月10日の開催に向けて、私たちを取り巻く社会状況について共有する話し合いなどをスタートしています。今回のプレ学習会では、憲法について学びたいとの要望が多く出されて開催したものです。

1.講演

これまで、憲法の価値を作り出す法律家でありたいと講演など活動されてきたこと、ニュートラルな立場で話す前提だが、一つだけ譲れないこととして「人間は戦争をしてはいけない」と話されました。日本国憲法が保障する、一番大切な価値や考え方として、一人ひとりを大切にする:個人の尊重を挙げられました。存在するだけで価値がある、かけがえのないことである、さらに、自分の幸せは自分が決めることができる自己決定権、幸福追求権、多様性を受け入れ共生できる社会をめざすという憲法の価値を語られました。また、憲法9条こそ、SDGsを深化させたもので、日本国憲法はSDGsの考えを先取りしながら、地球規模での持続可能な発展と人々の幸せをめざしているものであると話されました。国家緊急権と災害対策の関係についてわかりやすく説明され、最後に、私たちが憲法を知り、自立した市民として、それぞれが主体的に行動すること、おかしいことにはおかしいと気づいたものから声をあげることが必要であると話を結ばれました。

2.寄せられた感想(抜粋)

緊急事態条項のこわさはわかっているつもりでしたが、実際に国民が危険にさらされていることを知り、ぞっとしました/「憲法は存在するだけで価値がある」との言葉にはっとしました。憲法に守られて今があると思った。改憲によってどう変わるのかがイメージできた/今まで憲法について知らなかったことに愕然としました。政治家の言葉をうのみにせず、世の中の流れに流されないよう、しっかり見て考えて行動に移すことを心掛けていきたいと思います。子どもたちにも伝えていきたいです/息子にも選挙に行くよう、声をかけたいと思います/難しい内容でしたが、無関心であっても、無関係ではいられないということで、これからは各候補者に注目して投票に行きたいと思った。ママ友にこういう話をすると、普通でないと区別されそう。